向精神薬の減薬は努力と根性でするものではない!

皆さん、こんにちは。

すごく良い天気ですね。

でも、気温高低差が凄すぎて、自律神経が乱れる方が多い時期です。

あんまり頑張り過ぎないようにしてくださいね。

今日は、お客様で一番多く飲まれているお薬メイラックスについて書いてみます。

メイラックスは安定剤、つまり抗不安薬に分類されます。

1~2mgの処方が多いです。

この薬は、1錠飲むと、24時間以上効果が出るので、デパスみたいに効いたという感覚の薬ではないです。

私もこのメイラックスは服用経験ありです。

メイラックスは長時間タイプのお薬なので、減薬しやすいというので、あるお薬から切り替えて減薬したのですが、大失敗しました。

嫌な思い出しかないお薬です。

メイラックスを飲むとすごい倦怠感もありました。

メイラックスの減薬を頑張ってるお客様は沢山おられます。

なかなかうまくいかなくて辛い方も多いです。

メイラックスの減薬をする上で重要なことは、錠剤での減薬はしないこと。

細粒に切り替えて減薬することが大切です。

メイラックス細粒にすることで、0.01mg単位の減薬が可能です。

0.01単位と聞くと、「え?そんな量?」と思いますが、それくらい慎重にすることが大事です。

私は、あるお薬を細粒に切り替えて減薬しました。

最初の1年間、0.01mgを3~4週間間隔で減薬しました。

だから、1年で、0.15mgしか減薬できませんでした。

でも、焦りませんでした。

自然治癒力が低下している状態で、無理な減薬量をしても、離脱症状で苦しむことは分かっていましたから、この1年間は、減薬量は最低限にして、自分の体質を変えることに徹しました。

整体を毎週受けたり、食事療法、漢方薬、自分の身体に良いことを徹底的にしました。

で、2年目からは、0.01mgを0.02、0.03、、、と増やしていきました。

そうすることで、激しい離脱症状にも襲われませんでしたし、睡眠時間も6時間はとれていました。

仕事も継続していました。

減薬は、努力と根性でするものではないと思います。

自分の身体がどんどん変わることに喜びを感じながら、1段1段ゆっくり階段をあげるようなイメージで減薬することが大切です。

睡眠時間3時間未満で、仕事もやめて、何もかも犠牲にして、減薬することはおススメできません。

そういう減薬方法は、間違いなく精神的に辛くなり、断薬まで辿り着かないです。

減薬が目的ではないです。

ハードな減薬をすると、断薬しても、寝たきり状態が続きます。

そんな減薬は、何のための減薬か分からないです。

私は、断薬した後も、仕事を継続できていますし、遊んだり美味しい物を食べに行ったり普通のことができています。

決して私は離脱症状が出にくい人ではないです。

数年前の今頃、離脱で苦しみ、寝たきりになり、発狂していました。

ゴールデンウイークに緊急入院して、父親の胸で号泣したのを覚えています。

努力と根性のハードな減薬は誰も喜ばないです。

色んな人を傷つけ、自分を苦しめるだけです。

自然治癒力を高め、体質を変えながら、ゆっくりゆっくり減薬することが大切です。

1錠に1年半~2年近くかけて減薬するのが理想です。

それくらいかけて減薬できれば、断薬後のリカバーが早いです。

それでは、またね~

今日の一曲☟☟

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院長プロフィール

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はじめまして。
無痛整体未來堂の伊藤伸一です。
当院は、うつ・不眠専門の整体院です。
30~40代のサラリーマンの方、中高生、大学生の方が来院されています。
院長自身が、13年間のうつ・不眠を克服し、10種類17錠を断薬した経験があります。
その経験やメンタルヘルスの知識をもとにお客様に最短でうつ・不眠を根本解決してもらうようアドバイスをしています。
趣味は、ガンバ大阪を応援すること、カフェ巡りです。
病院に3か月通院しても改善しないうつ・不眠の方は、是非、ご連絡くださいね!