私が当院を開院した理由

ここでは、私が、整体師を目指し開院するに至った経緯をご紹介します。

 

整体院へ行き、ご自身の大事なお身体を任せる上で、

「どんな人がやっている整体院なのか」

「どんな人に施術をされることになるのか」

という疑問もあるかと思います。

私の経緯を踏まえた人となりをご覧いただき、そのような疑問の参考になれば幸いです。

また、プロフィールはこちらをご覧ください↓

 

院長プロフィール

 

仕事にやりがいを感じなかったサラリーマン時代

私は、もともと整体業界とは全く関係のない、サラリーマンでした。

大学を卒業後、日本赤十字社グループの病院で、事務職として働いていました。

 

最初に配属されたところが、医事課でした。

医事課とは、病院を利用される患者さんの支払いを計算する部署です。

入社したときは、それなりに仕事をこなしていましたが、慣れてきた頃に、２つのことを悩み、葛藤していました。

 

「この仕事は本当に私がしたかった仕事なのだろうか？」

「給料が良くて安定していて、福利厚生も整っている会社だから、やりがいもなく、興味のない仕事でも我慢して仕事を一生続けないといけないのだろうか」

 

うつ病と休職、そして転職

悩みと葛藤の日々を過ごしているうちに、夜寝れなくなりました。

仕事へのプレッシャーもあり、安定剤を服用しながら、なんとか仕事に行っていました。

しかし、身体は悲鳴をあげてしまいました。

 

２年目の１０月、夜中まで仕事をしていたのですが、病院のカルテ庫で突然、涙がとまらなくなりました。

これは、完全にうつ病だなと思いました。

次の日に、病院に行くと、うつ病と言われ、３か月の休職の診断書をもらいました。

 

薬物治療と休養のおかげで、体調は随分と良くなりました。

３か月の休職のあと、復職しました。

復職後は、病歴管理室というところに配属されました。

リハビリ勤務を３か月し、随分と体調も良くなりました。

 

３年目の４月から人事課に正式に異動になりました。

人事課では、最初のころ、仕事が覚えられずに苦労しました。

少しずつ仕事に慣れ、看護師さんの面接などをこなし、精力的に働いていました。

しかし、、、

仕事のストレスから、寝れなくなり、薬の量がどんどん増えていきました。

 

また、仕事に行けなくなり、休職しました。

４回、休職復職を繰り返しました。

毎日１０種類、１７錠のお薬を飲んでいました。

このままでは良くならないと思い、入院して治療しました。

 

しかし、入院しても良くならず、検査をした結果、「発達障害」と診断されました。

退院後、生活リズムを整えるためにデイケアに通い、これから私の人生はどうなるんだろうと考えていました。

 

「復職して、嫌な仕事を続けるのか？」

「転職して違う人生を歩むのか？」

 

３か月考えた結論は、、、

退職してリハビリの仕事をしようと決めました。

 

 

リハビリの専門学校に入学し、国家資格を取得する

専門学校の授業は非常に厳しかったです。

月曜～土曜日まで授業があり、日曜はレポートなどの宿題に追われてました。

ゆっくり休んだのは、お正月休みくらいでした。

 

国家資格を取るには、病院で３か月の実習（研修）が必要でした。

３か月の平均睡眠時間は４～５時間でした。

 

実習が終わると、国家試験の勉強に朝から晩まで明け暮れました。

身体が悲鳴を上げていましたが、なんとか、リハビリの国家資格を取得しました。

 

自分のうつと向き合い、完治を目指す

国家資格を取得して、リハビリ病院に就職しました。

私のうつや不眠はあまり良くなっていませんでした。

薬を飲みながら、なんとか仕事をしている感じでした。

 

医療の世界に飛び込んで思ったことは、西洋医学は、薬や手術での対症療法が基本です。

寛解というレベル（何とか薬を飲みながら日常生活を送れる状態）まで持っていくということが西洋医学の役割です。

薬なしで、完治される方はほとんどおられません。

 

その頃は、薬を飲みながら寛解している状態で仕事も出来ていました。

ですが、、、絶対に病気を完治させたい！と思いました。

 

２０以上の病院や治療院を回り、自分なりに精神医学について学び、最善の治療法を探しました。

そして、インターネットで、無痛整体ながれ堂を見つけました。

ここで、初めて村地友寛先生と出会いました。

 

 

毎週のように無痛整体ながれ堂に通う日々

初めて、施術してもらったときは、特に何も効果は感じませんでした。

でも、私が話してくれることについて、一生懸命、聞いてくれました。

村地先生自身も精神医学についてたくさん勉強されていました。

 

もしかしたら、村地先生となら、自分のうつが良くなる可能性があるのではないかと感じました。

村地先生の人柄と熱意にかけました。

毎週のように、ながれ堂に通院しました。

 

残念ながら、あまり効果は感じませんでした。

でも、、、

村地先生を信じ、大雨の日も台風の日も通い続けました。

 

半年が経ったころ、少しずつ身体が改善していきました。

それと並行して、信頼おける医師も見つかり、減薬も開始しました。

身体がどんどん良くなり、今まで出来なかったことができるようになってきました。

 

友達と遊びにいったり、美味しいご飯を食べに行ったり、、

 

３年かけて、ゆっくり減薬をし、見事、断薬することができました。

うつを発症して１３年、諦めずに本当に良かったと思っています。

 

そして、村地先生が整体スクールを始めることを聞きました。

すごく悩み、両親にも反対されました。

 

でも、、、

私と同じようにうつや不眠で苦しんでいる方を、一人でもサポートしたいと決意しました。

２０１７年４月から、患者として受けていた無痛整体を学び始めました。

 

整体スクールへ入門、修行の日々

スクール仲間と切磋琢磨して、整体技術や経営を学びました。

最初の頃は、精神的にも体力的にもしんどかったです。

整体技術や経営以外にも、学ぶことは凄く多かったです。

 

私自身の考え方や生き方が凄く変わったと感じています。

昔は、すごくネガティブ思考で、自分に自信がなく、自尊心が低い人間でした。

 

ですが、整体を勉強しているうちに、ポジィティブ思考になり、自分に自信がもてるようになりました。

整体を学び、人生が変わりました。

 

入門して半年、「無痛整体未來堂」を村地先生のご指導のもと、プレ開業しました。

修行中、何度も挫折しました。

しんどくて辛い経験もたくさんしました。

ですが、村地先生や仲間のアドバイスをもとに、日々成長を重ね、乗り越えることができました。

 

２０１８年３月１８日に無事、整体スクールを卒業しました。

 

 

「無痛整体未來堂」正式開業へ

２０１８年３月１９日、「うつ・不眠専門整体　無痛整体未來堂」を正式開業しました。

「うつや不眠で悩んでいる方」「向精神薬の減薬で悩んでいる方」を一人でも多くサポートしたいと考えています。

うつ・不眠は、薬に頼らなくても、自然治癒力で根本解決する！

このことを、多くの方に知ってもらえるよう、今後も頑張っていきたいと考えています。

 

 

最後に

長文を読んでいただきありがとうございます。

私がどのような施術家か、少しでもお分かりいただけたでしょうか。

「うつや不眠で悩んでいる方をサポートしたい！」「向精神薬の減薬で悩んでいる方の力になりたい！」との思いで開院しました。

私と、同じような辛い苦しい人生を送ってほしくありません。

 

諦めなければ、必ず明るい未来は見えてきます。

私と二人三脚で頑張っていきましょう。

以上が私の開院した理由です。

当院にご興味がある方は、是非、ご連絡くださいね。