皆さん、おはようございます。
京都 うつ・不眠専門院 無痛整体未來堂の伊藤です。
今日は良い天気ですね。
だいぶ前に、親友のこと少し触れました。
今日はそのことを書きたいと思います。
私が親友に出会ったのは、入院先の病院でした。
親友もうつ病で闘病中でした。
最初はあいさつ程度でしたが、夕食を一緒に食べるようになり、
入院中、たくさんお話ししました。
親友といっても、年齢は10歳以上上でした。
東京で有名企業の部長をされていました。
親友のことはAさんとします。
Aさんとは、退院後もデイケアで平日は過ごしていました。
私は、デイケアに最初、なかなか時間通りに行けなくて、
Aさんが、毎朝メールをくれました。
こんな感じかな。
「おはよう、今日も一日しんどいけど頑張りましょう」
みたいなメールをくれました。
で、Aさんが体調あんまりよくないときも、
私がメールを送って、2人で支えながらデイケアに行ってました。
Aさんは、東京に戻り、復職する
私は、リハビリの学校に行き、国家資格をとる
それぞれ目標は違いましたが、支えあいながら頑張りました。
デイケアには、半年以上、通い
4月から、Aさんは東京に戻り、私はリハビリの学校に
入学しました。
二人は東京と京都に離れましたが、毎朝メールして
Aさんは会社に、私は学校に行き、
なんとか社会復帰できました。
でも、Aさんは、本当に調子が悪くなっていました。
Aさんは、東京で一番の精神科医に診て貰っているから大丈夫だよ
と言ってましたが、明らかに薬の量は増えてるし、正直心配でした。
で、私が国家試験を2か月前に控えたころ、
Aさんからメールがきました。
「ごめん、最近調子悪くて・・・毎朝のメール当分控えていいかな?」
私は、相当調子悪いんだなと、思ったし、
自分も、国家試験直前で、焦っていたし、
とりあえず
「分かりました」
と返事を返しました・・・
でも、心の中でかなり心配してました。
で、国家試験が無事に終わり、合格したので、電話をしました。
何回も電話してもつながらない、メールも返信がない・・・
なんとか、Aさんの両親と連絡がつきました。
Aさんは1か月前に自殺して、もうこの世にいないことを知りました。
ショックすぎて、涙もでませんでした・・・
Aさんの奥さんやご両親は、私に一番早く知らせたかったけど、
私が、国家試験直前だったことを知っていて、
Aさんの死で私が、国家試験に影響が出ると思い、隠し続けていたそうです。
すごく謝られていましたが、確かに、国家試験直前にAさんの死を聞いたら、
私の心理状態はどんな状態か分かりません。
もしかしたら、国家試験に落ちていたかもしれません・・・
Aさんのご家族とお墓参りをして、ご家族から言われました。
「伊藤さんは、絶対死んだらだめよ、生き続けてください」と・・・
Aさんの死からもう5年以上たちます。
Aさんは、なぜ自殺したのか・・・
それは、多剤大量処方が原因です。
精神薬の副作用、「衝動性」がでてしまい、
自殺したと私は考えています。
あれだけの精神薬をのんだら、本当にだめです。
ちなみにAさんの主治医は、
関東で有名な精神科医です。
メディアにも出ています。
あのときは、Aさんの自殺の原因が分からなかったけど、
今は、はっきりと、多剤大量処方が原因と思います。
私は、この整体を学んで、
師匠と同じく、自律神経専門にしようと当初は思いました。
でも、どうしても、
親友のことが頭の中にあり、
うつで苦しんでいる人を助けたい。
だから、「うつ・不眠」専門にしました。
よく思います。
天国いる親友は、私が「うつ・不眠」専門の整体院を開業することを
どう思っているのかな・・・
もし、生きていたら、応援してくれているのかなとか色々思います。
まだ、整体を学びはじめて、親友のお墓参りには行っていないです。
来年、開業するまでには、必ず行こうと思います。
私が、ご家族に言われた
「生き続けてください」
この言葉のお蔭で、私は、しんどいときも
なんとか、生き続けました。
で、今度は、今、生きることがしんどい人を
助けるために整体を学び、開業します。
私は、こんな体験をしても、反精神医学ではありません。
ごくわずかですが、まともな精神科医はいます。
その先生たちは、自然治癒力でうつは治すと言われています。
うつは自然治癒力で治るんだよ、薬では決して解決しないんだよと
言うことを発信していきたいと思います。
私には宝物があります。
Aさんの写真とAさんがくれた帽子
Aさんはとてもおしゃれが好きな方でした。
Aさんによく言っていました。
私が、国家資格とれたら、
代官山のおしゃれなカフェに連れてってくださいよと・・・
その夢はかないませんでしたが、
Aさんは、天国から私を見てくれていると思います。
今、死ぬほどしんどくて、もう死んでしまいたいと思っている方
諦めなければ、時間はかかるかもしれませんが、
必ず、元気になります。
だから、命を絶たないでください。
今日は、こんな悲しいブログ書いてしましましたが、
親友についてはどうしても書きたかったので、書きました。
これを読んで、しんどい気分されたら、申し訳ありません。
次回ブログは楽しい内容にしたいと思います。
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